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知っていますか?就職や転職の豆知識

学生の方は就職、社会人の方は転職を考えるタイミングがあります。就職・転職の進め方は異なりますが、内定というゴールは一緒です。就職や転職に役立つ豆知識を知っていると、どちらもスムーズに進めることができます。

就職の豆知識

就職の豆知識面接では、第一印象で合否の結果が大きく左右されると言っても過言でありません。事実、メラビアンの法則など心理学では、人の第一印象は見た目でほとんど決まると言われています。就活が本格化すると、ほぼ毎日面接やグループディスカッションに参加することになるので、スーツが1着だと準備が間に合わなくなります。そのため、スーツは2着、シャツは最低でも3枚は用意しておくと便利です。常に清潔感を維持でき、面接での印象も良くなります。
また、就活では面接やエントリーシートの締め切りなど、スケジュールを正確に把握する必要があります。就活手帳を用意しておくとスケジュールを把握できる上、就活用語、メール・お礼状の書き方、名刺が収納できるといった便利な機能もついているため重宝します。さらに、就活手帳だけでなく、就活ノートも作っておくことをおすすめします。自分の就活の状況・反省点などをひと目で確認できる就活ノートは、面接ごとにいい点・悪い点を書き込めるので、今後の就活に活かすことができます。

転職の豆知識

転職の豆知識履歴書は、企業が最初にあなたのことを知る手段です。履歴書を作成する際には、企業側に「面接をしてみたい!」と思わせることが大切です。そのためには、他の応募者と差別化を図ること、ビジネスマナーが身についていることをアピールすることがポイントです。履歴書はパソコンではなく手書きで作成し、ビジネス書類作成の基本を押さえていると好印象を与えられます。
また、書類審査の次は面接を突破しなければなりません。面接をスムーズに進めるためにも、あらかじめ面接を受けておくと良いでしょう。本命の会社の前に、第3希望・第4希望の会社の面接を受けておくことで、面接独特の雰囲気にも次第に慣れ、実践によって多くの知識が身につきます。本命の会社の面接を受ける際に、「なぜ今転職する必要があるのか?」「現在の職場ではなぜ成長できないのか?」など、突っ込まれた質問にも柔軟に対応できるようになります。

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派遣やアルバイトなど非正規社員という働き方

非正規社員には、どんな働き方があるの?

契約社員

契約社員は、予め雇用期間の定めがある労働契約で働く労働者を指します。契約期間は、労働法第14条で定められており、原則として最長でも3年です。通常は、定められた期間が終わると契約満了で終了となりますが、契約更新をし、仕事が継続できるケースも多くみられます。

パート・アルバイト

パートやアルバイトは、8時間働く正社員に対し、5時間6時間など比較的短い時間で働く労働者を指します。給与も正社員とは異なり、時給で支払われることが多いです。通常パートは、時間制限があるだけで正社員と同じ仕事をする労働者を指しますが、今ではほぼアルバイトと同じ意味で使われています。

派遣社員

派遣社員は、派遣会社と雇用契約を交わし、派遣会社が紹介する企業の指示に従い働く労働者を指します。給料も、派遣会社から受け取ることとなります。派遣社員には、派遣会社に正社員や契約社員で雇われる「特定派遣」と、自分の条件に合う企業が見つかった際に紹介してもらう「一般派遣」の、二つの働き方があります。

非正規社員として働くメリット

非正規社員は、何と言っても自分のライフスタイルに合わせて働けるというのが大きなメリットではないでしょうか。自分の都合や予定に合わせて労働時間や期間の調整ができるため、学生なら働きながら勉学に励むことができ、主婦の方なら子育てや家事をこなしながら社会復帰を図れます。
俳優を目指している劇団員やメジャーデビューを目指すミュージシャンも、練習時間を確保しながら、パートやアルバイトで生計を立てることが可能です。また、様々な仕事や職場環境に触れて多種多様な経験を積むことができるのも、非正規社員として働く魅力の一つです。

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知っておきたい、正社員になるメリット

アルバイトパート正社員派遣と様々な雇用形態の求人がある中、正社員して働くことで様々なメリットが得られます。

安定感がある

安定感がある

何と言っても正社員は、安定した給料をもらいながら、さらに長期にわたって安定して働けるのが最大の魅力ではないでしょうか。労働基準法で守られているため、著しい業績の悪化や倒産などよっぽどのことがない限りは、解雇される心配もなく働き続けることができます。

賞与が期待できる

正社員になると、賞与が期待できるというメリットもあります。会社によって異なりますが、6月と12月の年2回賞与をもらえるのが一般的です。非正規雇用と比べ、年収も断然良くなります。

スキルアップの機会を与えてくれる

企業の多くは、正社員にビジネスパーソンとして活躍してもらいたいと考えているものです。そのために企業では、研修や勉強会といった社員教育を行うことが多く、自身のスキルアップに繋げることができます。スキルアップするほど仕事もできるようになり自信もついていくので、自ずと仕事のやりがいを感じられるようになります。

社会的信用が高い

賞与が期待できる社会的信用が高いのも、正社員の大きなメリットと言えます。正社員なら「ある程度の収入があるのでしっかり返してくれそう」と判断され、住宅ローンやクレジットカードの審査・契約の際に断然有利となります。また転職する際、正社員として働いていた経験は社会的信用の証明にもなるため、非正規雇用で働いていた経験よりも高い評価を受けやすいです。

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求人情報を発信する求人広告の歴史

現代ではインターネットを使って簡単に求人情報を調べることができますが、インターネットがない時代はどのようにして募集されていたのでしょうか?求人広告の歴史を見ると、求人情報がその時代の背景を表していることがよく分かります。

日本最古の求人広告

日本で初めての求人日本で初めて求人広告が掲載されたのは、1872年(明治5年)の7月14日とされています。募集されていたのは乳母(うば)と呼ばれる、実母に代わり乳児に授乳し世話をする女性です。現代ではあまり考えられませんが、この時代にはまだ粉ミルクなどがなく、母乳の代用品は一般的ではなかったため、実母が病気などで母乳が出せない時は乳母に頼むことが当たり前でした。
ただ、宮廷貴族の間では実母は体に問題がなくても授乳はせず、乳母を雇う風習があったと言われています。また、給金も良かったことから、この広告を出した人はそれなりに裕福だったことが伺えます。

高度成長期の求人情報

高度成長期の求人情報1906年、東京に職業紹介所が設置されたことをきっかけに、全国に公共職業安定所が広がっていきました。新聞の三行広告に求人を掲載したり、学校に企業が求人票を直接出して、人材を確保したりする方法も取られていたようです。この頃の日本は高度成長期であったため、終身雇用という考え方が主流でした。
しかし、1980年代に入り、高度成長に陰りが見え始めると、正社員だけでなく非正規社員アルバイトパートなどの求人も掲載されるようになります。折り込みチラシなどでも求人が掲載されるようになり、有料の求人情報誌が登場したのもこの頃です。

バブル崩壊後に大きく変化した求人広告

バブル崩壊後に大きく変化した求人広告バブルが崩壊した1991年には不況の煽りを受け、有料の求人情報誌を手に取る人が減少し始めます。また、インターネットが民間に普及し始めたこともあり、求人サイトも登場しています。1999年に職業安定法が改正されたことにより、民間での有料職業紹介事案が原則自由化なり、ここから大きく変化してきます。無料の求人情報誌が発行され、人材派遣求人ウェブサイトなど、現代でお馴染みのサービスへと発展していきました。